水無月もいよいよ晦日迷い道、磁石もなくし文月いずこ
#tanka #短歌
万葉集三十五年ぶりに買うさて何首をよめるものかと
大昔、万葉集現代語訳付きの文庫本を買って斜め読みしたものです。
ふと読み返してみるかと本棚を探すと――最終巻しか見当たりません。
仕方なく文庫本を買い直しました。
ええ。
#tanka #短歌
メンタルの不調をしめす者多くそのストレスに潰されそうだ
社にメンタルなどの不調をしめす、あるいは障害をもつメンバーが多くなっています。
細かく対応をしていますが、要因は高度に複雑化した‥‥。
ええ。
#tanka #短歌
気がつけば父の晩酌、目柄が等級下がり切なに感じ
父の晩酌、ウイスキー。
一ランク低い目柄に変わっていました。
暮らしにくいいま、年金生活では仕方ない。しかし、ずっと働き続けてそれでは寂しい。
やれやれ。
#tanka #短歌
本当に遅くて痺れ切らしてるdocomoに苛立ち石を蹴飛ばす
既知の事実ですが、docomo回線が場所により遅くて使い物になりません。
auに切り替えて凌いでいますが、強い憤りを覚えます。
ドコモのDX? 明治の板チョコでも食べていなさい。
やれやれ。
#tanka #短歌 #docomo
消毒しワセリンをぬりキーを打つボードについたワセリンを拭く
コロナ禍以降、手指の消毒で肌が荒れるのでワセリンをこまめに塗ります。
そしてキーボードについたワセリンを拭きます。繰り返し。
やれやれ。
鉛筆で咄嗟にノート殴り書きスマホ打つより意を表す
浮かんだ言葉を咄嗟に書き記す為にA7やB7のノートブックを手許においています。
なかなかスマホには置きかわりません。
ええ。
#tanka #短歌
日々葛藤、逃げ込む先は手のひらの紙片の端に夢の世界を
2006年から定型誌を日々書いています。
五七五、17音。五七五七七、31音。
私が浸られる数少ない世界です。
ええ。
#tanka #短歌 #靴を見つめる
地べたにも雲の上にも爆弾が殺されるより満腹が良い
ばくだん――納豆、オクラ、生姜、イカ、マグロ、ホタテ、卵などの具材を丼に入れてかき混ぜ、豪快に食べる。
爆弾で殺されるより、ばくだんを腹いっぱいに食べられる方が良い。
プーチン、もう止めろ。
#tanka #短歌
生きていく、ZEISSレンズの行く末を思いと分かち変化を受け入れ
カールツァイス社がカメラ事業から撤退あるいは事業縮小する噂をよく耳にします。
スマートフォンが絶対的な存在になりつつある今日、変わりたくないが、変わらざるを得ない。
生きていくためには‥‥。
ちょっと寂しい。
#tanka #短歌
梅雨入りし傘をささずに歩めども服が濡れるが心、洗えず
昨日、関東地方も梅雨入りしました。
長雨でさまざまな柵みを洗い流してほしいと思います。そんな私の心持ちさえ。
ええ。
#tanka #短歌 #靴を見つめる
医者に寄る数値上昇、油断した どうせ上がるなら給料が良い
出勤前にかかりつけ医に寄りました――HbA1cが若干高めに。
この間、血糖値の数値が落ち着いていたので油断し、甘い物を取り過ぎました。
上昇するなら景気と給料が良いですね。
やれやれ。
#tanka #短歌
髪を切るさっぱりとする軽くなる見かけのように気持ちもならぬか
3ヶ月半ぶりに髪を切りました。
客の青年が美容室スタッフと会話しながらカラーとパーマをしてもらっていました。
青年が「バイト始めたんだけど、謙譲語って難しいすっね、お求めになる、とか」と。
青年よ、それは尊敬語だ。
#tanka #短歌
終電に台風二号立て続けダイヤ大乱れ泣き面に蜂
昨夜は仕事のトラブル対応で終電帰り。
本日は昨日の仕事の続きで退勤が遅い上に台風2号の影響でダイヤ大乱れ。
踏んだり蹴ったり。
やれやれ。
#tanka #短歌