2006年から定型詩の創作を日課としています。ほんのちょっぴりでも時を共にできれば幸甚です。
文月も晦日をむかえ直ぐに盆葉月となれば西瓜と素麺
七月も本日で終わり。
いよいよ西瓜と素麺の本番です。
まあ、素麺でも冷や麦でも、どちらでも良いですが。
ええ。
#tanka #短歌
猛暑日に母を病院へ送迎すコロナも浮腫もまっく容赦なし
高齢の母がコロナに罹患する実家に戻りまずは見守る
高齢の母がコロナに罹患しました。症状は熱が下がれば風邪程度です。
父が発熱した場合に備えて実家に泊まりました。
資格より普通に挨拶できる人いま求める重要素養
人材不足――私の会社、部もたいへんに厳しい状況です。
求める人材は資格より資質。
これは常ですが‥‥。
うなぎ食べスタナミナつく前消費する暑さと汗と仕事ストレス
昨日の土用の丑、うなぎを食べました。
スタナミナがつくでしょうか。
無益とは己にとって計るものその軸外せば益を揺るさむ
#tanka #短歌 #夜明けに響くか
横になるぼんやり雷鳴彼方から夢の世界かその入口か
昼食に野菜ジュースと野菜バー三時にナッツ肉が噛めない
抜歯して、さらに物を噛むことが難しくなりました。
歯は命、まさに。
梅雨明けに海を想起し目を閉じる陽射しだけ浜辺の如く
昨日、関東の梅雨が明けました。
今年はさらに暑い夏となります。
やれやれ。
馬鹿を見るどうせ見るなら絶景か見方かえれば地獄も楽園
そのようなことはない。
いくらポジティブに考えても。
空に向け曲がりくねる枝迷わずに一点突いて駈けあがる竹
電車内、降り始めたと目を開けるその雨音はコンビニ袋
通勤電車、うたた寝をしているとイヤホン越しに雨音が聞こえます。
降り出したかと目を開ければ、隣の客のコンビニ袋を触る音でした。
#tanka #短歌 #微睡みに
寝入り端蝉の音にはっと目を開ける夢か実か耳を澄ます
風が止む呼吸を止める濃い湿気、記憶の彼方に水風船
蒸し暑さに息苦しく思考が止まりかけます。
そんなときぼんやりと浮かびます。
夏祭り、水風船、氷の上の水飴。
#tanka #短歌 #ちょっぴり寂しい世界
泥舟の櫂を漕いでは沈まぬも渇きひび割れ砂漠の波へ
砂漠に浮かぶ泥舟の櫂を漕いでも、なんの意味はない。
まったく無益である。
暗雲が嵩、張るばかり吾に垂れる誰も知らずか吐く術もない
歯を抜いてなんとも寂しく空見上げ汗が目にしみ深く息する
井戸水で西瓜を冷やし花火する今は昔のファンダメンタル
あれやこれ業の深さに乱れても時の経過が心を満たす
#tanka #短歌 #靴を見つめる
憤る力を解いて空を見る己が心を哀れむよりも
厚い雲きらめく星は有り得るか確かめる術吾は持たざる
#tanka #短歌 #風が揺らす
サウナようシャツが肌にへばりつくエアコン効かぬ帰りの電車
この雨もやがては海に湧き水に行く末知らず地に染み込む