2006年から定型詩の創作を日課としています。ほんのちょっぴりでも時を共にできれば幸甚です。
ニュースみて今夏五輪と気がついて一日多いと得した気持ち
#tanka #短歌
置き時計あまたの時を示しても最後は壊れただ動かず
およそ30年使った置き時計が壊れました。
そこで、安価な電波時計を買いましたが、壊れた時計はそのまま置いています。
部屋の風景ですから。
ええ。
北風に髪が抜け飛ぶ寂しさにポケットの掌をぐっと握りしめ
冬の部屋日差しが静かに線を引くそっと触れると微かに暖かく
ペンを持つ途端に音楽とうとうと時空を移ろう鎖した世界
#tanka #短歌 #夜明けに響くか
霧島か、いや正代か分からない勝った方がきっと霧島
大相撲、霧島と正代の取組。
ぱっと見てどちらが誰かと分かりません。
二人の顔はなんとなく似ています――体格が大きい方が正代。
以上、報告おわり。
月面にノックも無しに降りたってウサギ飛び起き杵を振り上げ
眼鏡拭く曇りがとれても良く見えず吾の心が霞ませているか
北風の色無き世界潤わせる原っぱの菊、枯れるなと思う
片隅の露が煌めく枯れ草に移り変わりを思い切なく
とめどなく溢れる思い持て余す古き場面が深く胸を刺す
鳥の声窓に目を向ければ姿なく眼戻せばテレビに映り
エアコンを切って風いれ身震いす薄日に揺れる茶碗の湯気
インボイス、電帳法に掛かるのは金と手間だけ何の益もなし
するりと落として凹む水筒は冬の夕暮れ乾燥肌
八代亜紀、しみじみ飲めば行き過ぎる昭和が古い写真のように
七種を数えて食す熱い粥、健康であれとただそう願い
生きる、観る消化できない切なさに吾ならいかにと尽きない自問
NHNにて黒澤明監督作品「生きる」が放送されました。
幾度観ても切なくて切なくて。
暖冬の三連休に二日酔い窓を開けては部屋で寝転び
人がいる話題になるのは人のこと三人千人、中身は普遍
初夢を覚えているか問うてみるすべてが現そう思わざる
#tanka #短歌 #靴を見つめる
午後の日が郷愁誘いわさわさし焼ける胸をはっとおさえる
#tanka #短歌 #ちょっぴり寂しい世界
あげるなら音を上げないで凧揚げろ風にのって高く遠くへ