2006年から定型詩の創作を日課としています。ほんのちょっぴりでも時を共にできれば幸甚です。
ビルの影風が巻いてる昼下がり重い空気とビニールの傘
#tanka #短歌
送別の夜は更けてクルマ待つここまですれば恨みもなかろう
今年、何度目の送別会だろう。
今回は難しい人事、でもできる限りの送別会をしたので、まずは恨まれることもないだろう、と思う‥‥。
ええ。
降る雨に道にひろがる輪のような鈍い鏡に傘が映る
西の空山が雲かぶり雨をよぶ入り日は褪せて気分が沈む
定例の上期のまとめ業務指示まだ三カ月何をまとめる
部の事業計画、上期のまとめと下期課題の報告指示がありました。
まだ第1四半期が終わるところですが、毎回このタイミングです。
これが円安の原因です、きっと。
やれやれ。
一息し梅雨の晴れ間に想像す川の岸には輝くそよ風
朝方に鳥もひそめる雨の音ただ黒髪が鈍く光る
#tanka #短歌 #夜明けに響くか
うなされて息が詰まって目が覚める冷や水飲んでまた夢のなか
雨音が眠りなさいと囁いて負けまいとして珈琲を飲む
関東も梅雨入りしました。
短い梅雨は一雨の量が多いそうです。
嫌なもの押し返しても寄ってくる何故にこの世は理不尽ばかり
晴れた朝日を背中に振り向けばゆうべの雨粒ダイヤのように
強い雨傘から落ちる糸の滝足下気遣い皆項垂れて
一瞬に蘇る記憶、胸騒ぎ良きも悪しきも過去の遺物か
#tanka #短歌 #ちょっぴり寂しい世界
紫陽花が出番がないとうな垂れる遅れた梅雨に風が吹くだけ
真夏日に上着を脱いで汗拭う梅雨の手前の夏の予感か
先を見ろ、道が違えば後ろ向き進む先など知る由しも無し
#tanka #短歌 #靴を見つめる
悶々とワイン一本空けてなお酔い深まらずウイスキー飲む
梅雨前夜静かに開く紫陽花は暗い道ばた宝石のよう
今半の弁当食べて満腹に仕事にならぬ午後の会議は
昨日の昼食は今半の弁当でした。
量の多さになんとも‥‥。
午後の会議は意識が遠くなりました。
一瞬で若き熱さが蘇るふと耳にしたたった一曲
AmazonのCMにSHEENA & THE ROKKETSのモンティーが――驚きました。瞬間的に血が沸きます。
シナロケ、サンハウス‥‥。
奇麗事汚い事よりまだましか舌先三寸、丸く収まる
誤魔化すしかない場面――人は腹の中で奇麗事、舌先三寸で丸められること欲しているのです。
手探りで暗闇のなか歩みいく怖くなってはっと目覚める
嫌な夢ばかり見ます。
夢のなかでまで疲れます。
晴れてなお傘をバッグに忍ばせる雨の匂いが空気に満ちる