2006年から定型詩の創作を日課としています。ほんのちょっぴりでも時を共にできれば幸甚です。
宵闇に気を紛らせる一杯をなんとビールの味気なさか
#tanka #短歌 #夜明けに響くか
化石化す学生時代の勲章は小指にインク中指にたこ
#tanka #短歌
悪しき夢顔を洗って流し消す良き解釈とローションを塗る
インフルが猛威をふるう長月にドミノ倒しで職場パニック
カレーうどん汁が飛び散る昼下がりタオル濡らして叩いてみる
くじ引いて当たるか否かどきどきすとどのつまりは吾が人生か
新製品登場しても興味なく何より睡眠、一番ほしい
年齢を重ねるにつれ新製品に対して興味が薄れていきます。
ええ。
真空の断熱カップ高性能コーヒー熱くとても飲めない
真空断熱のカップを購入しました。安価なわりに高性能です。
コーヒーが熱くて飲めません。
草原をひとりで歩き宙を舞うしがみつくにも触れるもの無し
草原を一人で歩く。足が地から離れ体が宙に浮く。しがみつくにも、周囲には何もない。
#tanka #短歌 #詩 #風が揺らす
やみくもに手を差し伸べる海中に助けるべきは吾ただひとり
#tanka #短歌 #靴を見つめる
草原に立つ一本の椎の木に君はいつから、と尋ねてみる
#tanka #短歌 #風が揺らす
悩んでは動かなくては未解決それで結局「えいや」で決める
えいやで決断するまでが長い。
やれやれ。
海原の空に向かってそそり立つ孤独の岩山君に重ねる
懐かしい昭和の歌が鳴りやまぬ懐旧の趣味ひとつ加わる
頭の中では昭和の歌が鳴り響いています――懐古。
昔を懐かしむ趣味が加わったようです。
透けるとも青空見えず映す影、世の成り立ちを思い起こさせ
日の入りが早くなっては悲しくて吾の顔を鏡に映す
歩きだす立ち止まっては振り返る選んだ道を幾度も確かめ
君の手をとって握るも虚しくて胸を掻いては目覚める明け方
雲多き空に君を浮かべよう、努めてみるも吾の眼は曇り
雲が広がる空にあなたを思い浮かべようと努力しても、私の眼も曇っている。
胸騒ぎはっと息する微睡みに若き日の思い今は及ばず
威張ってる入道雲に寂しさを夏の終わりに浸る感傷
髪型が上手く決まらず諦める影を見つめる通勤の車窓
どうも髪型が上手く決まりません。
諦めて家を出ますが、通勤電車の窓に映る姿をじっと見つめています。
美容室を変えようか、やれやれ。
コンマ1数値が上がる血糖値盆休みに体重増加
本日は内科に寄ってからの通勤。
盆休み以降、体重が平均500g増加し血糖値も0.1上昇しました。
以上、報告おわり。
秋の色時を重ねて朧気にそれでも空は澄みはじめる
遠雷が晴れた空に鳴り響くなぜに御前は吾をそう責める
便宜上ハッシュとシャープ同一視、半音上げて押してください
電話の案内で「シャープボタンを押してください」と聞きます。
電話機にあるのは番号記号の#(ハッシュ)。嬰記号の♯(シャープ)ではありません。
まだ井桁ボタンとした方がピンときます。
今更ですが、ええ。
君が行く道の先には標なく水溜まりに映る顔ひとつ